「向いてるかどうかじゃない──私がIT業界を目指したきっかけ」

皆さん、こんにちは!
4月から入社いたしました、Sと申します。

気づけば入社してもう2ヶ月。毎日があっという間で、時間の流れの速さに驚いています。
今日は少しだけ、自分が「なぜIT業界に進もうと決めたのか」についてお話しさせてください。

普段の忙しさに追われて、あまり振り返ることはありませんでしたが、
ふと立ち止まって考えたときに思い出す「ある出会い」があります。それは、専門学生時代に出会ったある先生との話です。

当時の私は、ITには興味があるものの、「本当に自分に向いているのか?」という不安を抱えていました。
プログラミングの基礎も難しく感じていて、正直、将来のことなんて考えられない状態でした。

その先生は、技術だけでなく「どう向き合うか」「どう考えるか」といった

姿勢を大切にする人でした。
しかも、先生は学校で一番人気で信頼があり、教え方も群を抜いて上手な人でした。

ある日、先生に言われた言葉が、今でも忘れられません。

「向いてるかどうかじゃない。やってみたいと思ったこと自体が君の才能だよ。」

この言葉が、自分の中の迷いをスッと取り払ってくれたような気がします。

それ以来、「とりあえずやってみる」を自分の小さな信念にして、
少しずつでも課題に前向きに向き合えるようになりました。
小さな成功が自信につながり、「この業界でやってみよう」
と決意できたのは、間違いなくあの言葉のおかげです。

今、こうして日々システム開発に携わるなかで、
「あの頃の自分に少しだけ誇れるかな」と思える瞬間もあります。
それでも時には迷うこともあります。
そんなとき、私は今でも先生の言葉を思い出します。

誰かとの出会いが、人生を変えることって本当にあるんだなと、改めて思います。

それを実感させてくれた先生に、この場を借りて心から感謝を伝えたいです。

そして、ここまで読んでくださった皆さんにも、
「なぜ自分はこの道を選んだのか」を振り返る、そんなきっかけになれば嬉しいです。