引継ぎ事例

トレードシフトジャパン様とは

経緯

トレードシフトジャパンでは、日本企業のお客様を対象に、日本独自の商習慣に即したサービスを提供しています。これらのサービスのアプリケーション開発および運用は、従来は東南アジアに開発センターを持つオフショア開発を行うソフトウェア開発会社に委託していました。
おかげさまで日本のお客様の数も順調に増え、それに伴って事業規模も拡大してきたのですが、その過程でサービス開発における大きな課題のひとつとして「コミュニケーションの壁」が浮かび上がってきました。
具体的には、私たちが日本のお客様からいただいたご要望やフィードバックは開発会社には日本語で伝えていましたが、開発会社側でオフショアの開発チームにそれらを伝える際、言葉のニュアンスが変わってしまうことがありました。それによってこちらが意図した仕様とは異なるものが納品されたり、意図しない修正がされることがたびたび発生し、お客様にもご迷惑をおかけしていましたし、修正に時間がかかっていました。
もちろん、要求仕様やその意図を正確に伝えることはオフショア開発でなくとも難しいのですが、コミュニケーションのギャップによる手戻りや時間のロスは最小限にすべきだと考えました。また、今後のさらなる事業拡大を見据えたとき、「リアルなお客様の声をダイレクトに開発へ反映できる体制を整えること」が、迅速なサービス品質の向上に直結すると考えるようになりました。
そこで、開発体制そのものの見直しを図るべく、新たな開発パートナーを探すことになりました。インターネットで「アプリケーション開発」「保守」などのキーワードで検索し、弊社の要望に応えていただけそうな数社の開発企業とお話をさせていただきました。

弊社を選んだ理由

まず、印象的だったのは初回面談後の対応です。こちらがお伝えした納期に対して、迅速かつ確実にご返答をいただき、そのレスポンスの早さは、依頼を検討するうえで非常に大きな安心材料となりました。さらにホームページを拝見したところ、新規開発に強みをお持ちであることに加え、保守業務の引継ぎ実績も豊富である点が目に留まりました。こうした実績に裏打ちされた柔軟性と信頼性は、私たちのニーズに非常にマッチしていると感じました。
中でも最終的な決め手となったのは、弊社が指定する独自ツールを取り込んで作業を進めていただける点です。「独自のツールがあるのですが、フェアシステムさんに習得していただき、実際の開発に活かしてもらえませんか」とご相談したところ、非常に前向きにご対応いただき、快くお引き受けくださいました。
また、サービス開発だけでなく、個々のお客様向けの導入プロジェクトにも参画していただけるということで、顧客から直接フィードバックされた声を聞いてサービス開発に反映していただけるという点も、依頼を決めた大きな理由のひとつです。
こうした背景をふまえ、実績が豊富で信頼感があり、私たちの希望にしっかりと寄り添って対応してくださったフェアシステムさんは、まさに最適なパートナーだと確信し、お願いする運びとなりました。

実際に依頼して良かった点

フェアシステムさんとのお取引が始まって以降、感じているのは「確かな技術力」と「高い信頼感」です。初回の面談にこちらからお伝えした内容に対して明確なコミットメントをいただけたことで、業務開始当初から安心してプロジェクトをお任せすることができました。
また、フェアシステムさんのご対応は、常に企業理念に基づいたもので、事前にお約束したスケジュール通り、そして想定の範囲内で着実にご対応いただいております。この「予定通りに進む」ということ自体が、実は大変心強く、私たちにとって大きな信頼の源となっています。
さらに特筆すべき点は、対応可能な内容と、事前に相談が必要な内容を明確に区別し、丁寧にご説明いただけることです。この姿勢によって、私たちも判断や準備がしやすく、スムーズな連携を実現できています。
フェアシステムさんにお願いして本当に良かったと、日々実感しています。これからも信頼できる開発パートナーとして、共に成長していけることを楽しみにしております。

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